解決された方のお声
元夫が慰謝料として住宅ローン返済する約束だったが…
ご相談内容
元夫から慰謝料と養育費として住宅ローンの返済を続けてもらう約束をしてもらい離婚。その後3年間は滞納もなく払ってくれていたが、転職をして収入が減り、新しい彼女が出来たこともあり、今後は支払わないと宣言されてしまった。自分で買い取ることも検討したがパートで給料も安いため買取れない。
弊社のアドバイス
慰謝料や養育費が約束通り最後まで支払われる確率はおよそ20%と言われています。今回のように元夫の収入が減っている場合、強制的に今までと同額の住宅ローンを養育費として支払わせ続けるのは困難です。また、元夫は不動産を売却するのに占有者であるご相談者さまの許可を必要としません。ただ、専有者の協力が無い状態で不動産を売却するのは価格が非常に安くなるため現実的ではありません。
ご相談者さまが家賃として住宅ローンの一部を返済することは可能ですが、それも相手(元夫)の状況によっていつどうなるか分かりません。弊社では元夫の任意売却に協力することをご提案しました。但し、条件として債権者からの引越し費用(最高30万円)はご相談者様が取ること、そして養育費として月々5万円(住宅ローンの返済は月々8万円強)を支払うことを元夫から約束してもらいました。
会社が倒産、新たな仕事も見つからず住宅ローンが払えない
ご相談内容
20年間勤めていた会社が急に倒産してしまった。最後の給与は支払われず、もちろん退職金も出なかった。やっとの思いで見つけた仕事は給料が以前の半分。とてもじゃないけど住宅ローンを最後まで払えない。
弊社のアドバイス
このままでは苦労して貯めた貯金が取り崩されていき、貯金が底をついた時点で住宅ローン滞納→競売となってしまうことが予想されます。そのためには、収入が減ってしまった分、月々の住宅コストも減らすことが必要です。
具体的にはご自宅を売却し、住宅ローンの支払いよりも家賃が低い賃貸住宅への住み替えが必要です。ローンを完済しても手元にある程度の現金が残るようであれば、それを頭金にして自宅を買い替えることも可能です。
突然の病気やケガで仕事の復帰に時間がかかり、ローンが払えない
ご相談内容
大きな病気にかかってしまい入院している。会社は休職扱いにしてくれているが無給の状態だ。それでも変わらず住宅ローンの引き落としはされている。復帰すれば給料が入るがいつ戻れるか、同じ給料をもらえるかは分からない。高額な医療費も重なり貯金が底を突きそう。せめて住宅ローンの返済さえなければ、何とかやっていけると思うのだが…。
弊社のアドバイス
病気やケガは突然起きてしまいます。高額な医療費となる高度医療は保険でカバーされないものも多くあり、病気やケガが長引けば出費は積み重なっていきます。それでも、毎月の住宅ローンは口座から引き落としされていきます。このままでは住宅ローンの返済を滞納し、自宅が競売にかけられてしまう可能性もあります。
自宅が競売になると新聞やインターネットで住所が公表されるため、ご近所に知られてしまう可能性がある上に、相場価格より割安に、引っ越し猶予も与えられず強制的に自宅が売却されてしまいます。そうならないためにも、自宅を売却することをお薦め致します。
住宅ローンの残債が自宅の市場価値よりも多い場合、債権者の同意を得る任意売却をする必要があります。また、自宅を売却することでローンが完済できる可能性がある場合は、自宅売却に向けてサポート致します。
給与カット、子供の教育費も増加も重なり住宅ローン返済が困難に
ご相談内容
勤めている会社の業績が悪化し、給与がカット、ボーナスも出なくなってしまった。月々の住宅ローンの返済もギリギリになってしまったため、ボーナス払いの時は貯金を切り崩して返済している。今のままだと給料が上がる気配もないし、このまま貯金を取り崩して返済していくのは現実的じゃない。さらに来年は子供の大学入学も控えている。このままでは遅かれ早かれ自宅を売却するしかない。
弊社のアドバイス
現在の状態でさらなる給与カットや、大学入学金などの大きな出費があれば住宅ローンの返済が滞ってしまう可能性が非常に高い状況です。
まずは残債と自宅の市場価値を把握することが大事です。残債が自宅の市場価値より少なければ、債権者の合意なく売却することができますが、残債が自宅の市場価値より多ければ、債権者の合意を得ない限り自宅売却することはできません。債権者の合意が得られれば、任意売却で自宅を売却することができます
弊社では無料で不動産の査定サービスを行っていますので、自宅の市場価値が分からないという方はご相談ください。
もし、残債が自宅価値より多いようであれば、任意売却に向けた債権者との交渉が必要となります。また、自宅を売却することでローンが完済できる可能性がある場合は、自宅売却に向けてサポート致します。
交通事故で長期入院。住宅ローン返済不能。
ご相談内容
東京都練馬区に住むYさんは地元の中小企業で勤続20年以上のベテラン社員でした。
役所相手の仕事が中心だったため収入は安定しており、自宅を購入して住宅ローンを組むことに何の躊躇も無かったそうです。
しかし、2年前に会社から自宅へ帰る際に交通事故を起こしてしまい長期入院することに。
しかも、パチンコ店に立ち寄ったことを理由に労災が認められなかったのです。
入院費と通院費を優先していたところ、住宅ローンの返済が続けられなくなったということでご相談いただきました。
ご提案内容と解決方法
Yさんは仕事復帰の目途が全く立っておらず、住宅ローンの返済は今後も難しいと判断。
任意売却による債務整理をご提案しました。
Yさんは入院中でしたので、主に奥さまが主導しての任意売却となりました。
販売開始当初は債権者の意向で相場より2割程度高い金額だったため反応は良くありませんでしたが、半年ほどして相場価格まで下がったところで契約となりました。
結果
病院に通院しやすいよう、引越し先は病院の近くにされました。
奥さまは就職活動中で、しばらくはYさんに代わり家計を引っ張っていかれるそうです。
貯金がみるみる減っていくのが本当に怖かった。
自宅は売ってしまったが、住居費用がだいぶ減って楽になりました。
本当にありがとうございました。
家賃収入でローン返済できるはずが、空き家状態が続き、ローン返済不能に・・・
相談内容
東京都板橋区にお住まいのSさん。
5年ほど前に不動産投資ローンを組んで2000万円弱で東京都新宿区に収益マンションを購入しました。
好立地でのワンルームマンションだったので、家賃収入で十分ローンが返済できると思ってました。
毎月の返済金額は約7万円程で、しばらくは家賃収入でローン返済ができておりましたが、空き家の期間が少し長くなってしまい、その間は自分の収入から返済せざるを得なくなってしましました。
それから一気に長期に渡るローンの返済に不安になってきました。
残債もまだまだ多く、今後の生活に対しても不安になり、相談に来られました。
提案内容と解決方法
お仕事柄安定した収入は見込めましたが、将来的なことも考えた上で色々ご相談させて頂きました。
結果、売却するという方向性になりました。
しかし、ローンの残債が約1800万円、売却査定金額が1500万円ほどで、通常の売却では売却できないので、任意売却をすることになりました。
S様は物件の近くに在住ではなく、またお仕事の都合で1ヶ月近く連絡の取れなくなることもあるとの事でしたが、任意売却の手続きや債権者との交渉ごとは全てこちらの方で進めさせていただき、解決に向けて活動させて頂きました。
結果
販売開始後、しばらくは買い手が見つからず、また出張が多く連絡が取れずらいことが多かったと思いますが、ほぼ全ての手続きをお任せでき、今の仕事にも支障が出ずに仕事に専念できたので、とても感謝しております。
また、不安だったローンの返済も一件落着し、ホッとしております。
本当に有難うございました。
離婚しても連帯債務者は外せませんか?
相談内容
10年前に主人と私とで共有名義にして、住宅ローンも連帯債務で組んで、3,000万円で購入したマンション。
その後、子供が生まれたので私は仕事を辞めて、今はパート収入です。
昔からギャンブルが好きな夫だったので、マンション購入を機に私が給料を管理することになりましたが、数年前にクレジットカードでのキャッシングや消費者金融の借金が発覚しました。
借金総額300万円で、すべてギャンブルに消えたとのことでした。
切り詰めて貯めていた貯金をくずして借金を返済しましたが、隠れてまた借金をしていて、ついには給料も自分で管理するようになり、ろくに生活費も入れなくなりました。
住宅ローンも滞納している状況で、信頼関係も無くなり、離婚を決意しました。
でも共有名義と連帯債務なので、離婚を機に名義変更したいと思いますが、私の連帯債務は外せないのでしょうか?
解決方法
離婚をしても連帯債務者というのは外せないのが原則です。
滞納が5ヶ月を過ぎ、6ヶ月を過ぎると期限の利益が喪失し一括返済を求められ、その後払えないと競売の申し立てをされます。
そして期限利益を喪失した時点で金融事故(俗に言うブラックリスト)になってしまい、今後の信用状況に影響が出てしまいます。
住宅ローン残高は2,600万円でしたが、査定をしてみると全額返済ができる金額で売れるマンションだと判断。
ご主人とも面談し、今後のことを考え早期売却することで合意をしました。
結果
売り出し価格は、2,780万円。
仲介手数料や引越し費用などを考慮し、周辺相場よりも少し高めでしたが売出し時期が1月の引越しシーズンだったので、売れる可能性は十分にありました。
滞納6ヶ月を過ぎると期限の利益が喪失してしまうので、何とかローン返済を続けながら販売を開始しました。
資金に余裕はありませんでしたが、売出してから1ヶ月で2,750万円で売却することができ、見事に住宅ローンは全額返済することができました。
多少残った引越し費用で、奥様は近くの賃貸マンションに引越し、ご主人は千葉の実家へ引越しをしました。
「離婚後の住宅ローンの借金が無くなったことが本当に良かった」と喜んでいただきました。
離婚調停中に夫が自己破産 → 自宅が競売に! →相談の結果、引越しせずに今の家に住み続けることができた
相談内容
夫と私とで共有名義、住宅ローンは夫が主債務者で私が連帯保証人になっています。
夫が家から出て行き、今は養育費などについての離婚調停中の状態です。
お互いに弁護士を立てていますが、夫が離婚調停中に自己破産を申し立てたことにより、住宅ローンの期限の利益が喪失になってしまい、ローン残債の全額を一括返済で請求来ました。
収入が少ない私に払えるはずも無く、競売開始決定通知が届きました。
でも、小学生の子供が2人いるので、出来れば今の家に住み続けたいのです。
どうすればよいでしょうか?
解決方法
このままの状況では競売になってしまい、引越しせざるを得ない状況になります。
ですが、任意売却という売却手段を使い、債権者と合意する売買代金で、今の家を知人や投資家さんに買ってもらい、その買ってもらった方から賃貸で貸してもらうという方法もあります。
そうするためには、まず、夫側の弁護士と連絡を取り、不動産を任意売却することの合意を得る必要があります。
結果
さっそく夫側の弁護士に連絡を取り、任意売却で進める合意を得ることができました。
債権者とは、3,300万円で任意売却の売出しを開始することで合意しました。
そこで、何人かの投資家を当たってみると、良い投資家が見つかりました。
着々と任意売却の手続きは進み、結局3200万円で売買契約が成立しました。
残った債務は、500万円強ありましたが、消滅時効で借金はゼロになる予定です。
その後、離婚が成立し、養育費が支払われることになりました。
引越しもせずに済みましたし、最悪の結果には至らなかったので、あの時に思い切ってお願いして、本当に良かったと感謝しております。
転職により収入減少 → 住宅ローンの支払いが厳しくなり相談に・・・
相談内容
子供が小学校に入る前に東京都足立区でマンションを購入しました。
ただ、そのマンションが大通り沿いで環境が悪く、一戸建てへの憧れもあり、マンションを売却して一戸建てに買い替えしました。
夫婦共働きだったため、支払いの心配はありませんでしたが、勤務先の会社の経営状態が悪くなり、転職をしました。
でも転職後の職場環境に合わず、3ヶ月で退職。
その後再就職先が中々見つからず、収入減が続き、貯金もそこをつきました。
やっと再就職できましたが前のような収入は見込めず、ついに住宅ローンの支払いが困難になってしまいました。
銀行に返済のリスケジュールの相談に行きましたが、すでに滞納実績があったので、審査が通りませんでした。
売却をせざるを得ない状況なのですが、売却価格よりも残債の方がはるかに多くて売るにも売れません。
どうしたらよいでしょうか。
解決方法
収入減少によりこのままでは滞納が進んでしまい、いずれは競売になってしまいます。
任意売却をして少しでも残債務を減らし、生活を立て直すことが大切だとお話しました。
預貯金もなく、ローン返済もできず、売るに売れない状況で悩まれていましたが、任意売却という方法があることを知り、前向きに整理をしていくことになりました。
結果
ローン残高3300万円に対し、査定額は2800万円。
抵当権者の都市銀行の保証会社と2880万円で任意売却をすることで合意しました。
不動産の市況が良いことから幸いすぐに買主が見つかり、2800万円で売買契約が成立しました。
約500万円の住宅ローンの債務が残りましたが、消滅時効により債務はゼロになる予定です。
しかも、今までの住宅ローン返済額よりも低い賃料で、気に入った賃貸のお部屋が見つかりました。
以前よりも金銭的余裕もでき、精神的余裕ができたので本当に良かったです。
と笑顔でお話をしてくださいました。