ご相談内容
会社の業績は下落傾向だったが安定産業ということもあり何とかやってこれた。しかし、3か月前に主要取引先の一つが倒産。約5,000万円あった売掛金の回収が不可能になってしまった。とても手持ちの現金では足りず、追加の運転資金を銀行に申し込んだが返済のあてが無いと断られてしまった。会社は資金繰りに行き詰りそのまま倒産。2年前に会社の運転資金として借りた3,000万円の連帯保証人となっていたため、担保に入れていた自宅を差し押さえると言われてしまった。このままでは住むところが無くなってしまう。
ご提案内容と解決方法
会社の借入を代表者様が連帯保証している場合、ご自宅を含めた代表者様の資産が債権者(借入を行った金融機関等)に差し押さえられてしまいます。このまま何もしなければ差押え→競売となってしまい、相場価格よりも割安な金額で売却されてしまう可能性が高い上、強制執行で家を追い出されてしまいます。
競売にならないよう、一刻も早く債権者と任意売却を含めた債務整理の交渉を行う必要があります。任意売却を行えば、競売よりも市場価格に近い価格で売却できる可能性が高く、引っ越しも比較的余裕を持って行えるためです。